こんばんは、マユミです。
私が春日部に越してきて驚いたことのひとつは、「東京」の遠さです。……なんて書くと、怒られてしまうでしょうか。正確には、池袋や新宿の(心理的な)遠さです。西武線沿線で育った私にとっては、大宮駅での乗り換え、そして昼間から混雑している車内がけっこうなハードルで、なじみ深かったはずの池袋・新宿に、今ではめったに遊びに行かなくなってしまいました。
かわりに出かけるようになったのが渋谷です。春日部駅の1番線ホーム、紫色の足元表示から電車に乗り込んで、たしかに時間はかかりますけれど、座りっぱなしで行けるのが何といっても素敵です。
そんな渋谷の新たなランドマーク、ヒカリエで開催されている企画展 47 GOOD DESIGN- 47都道府県のグッドデザイン賞 – を見てきました。
各都道府県のテーブルに展示されているものの中には、その場で試してみたいもの、買って帰りたいものがたくさん。(隣の d47 design travel store ではちょうど埼玉の錫器が特集されています。雑貨屋さんに立ち寄るつもりでふらっと行っても楽しそうなところです。)
また、「デザイン」という言葉から私が想像しなかったようなものも、多く展示されていました。「かすかべ地域デザイン研究所」という名前で活動していますが、私自身は実のところ、「デザイン」とは何なのかまだよく分かっていません。この企画展に行って、また新しい見方が開けたような気がします。
せっかくなのでこの日は、同じフロアにある d47食堂 で夕食にしました。
「郷土色あふれる」と説明されていた新潟佐渡定食。寒ブリの照り焼きはもちろん、「いごねり」や「ながも」がおいしかったです。
ちなみに埼玉のメニューは「カスタードプリンたまご餡のせ」のみ。食べものも、デザインも、春日部から出せるとしたら何がいいでしょうね。
それでは今日はこのへんで。研究所一の遅刻魔がお送りしました!
(マユミ)