おはようございます。Parlourです。
今日で1月も終わりですね。まだまだ寒い日が続きそうです。
今日の夜、テレビ東京の番組「カンブリア宮殿」で、コミュニティデザイナーの山崎亮さんが特集されるということで、このブログにはめずらしく、朝に更新してみました。番組のサブタイトルは「日本再生の救世主 必要なのはハコモノじゃない!新コミュニティを構築するプロの技!」だそうです。
私たち、かすかべ地域デザイン研究所のメンバーの中でも、「春日部でこんなことをやったらいいんじゃないか」という話をする時に、山崎亮さんの取り組み(コミュニティデザイン)を引き合いに出して意識を共有することがあります。
でも、コミュニティデザインって何?という話ですよね。
山崎亮さんは著書「コミュニティデザイン」のなかで自身が取り組みたい「デザイン」について、こんな風に語っています。
おしゃれに飾り立てることがデザインなのではなく、課題の本質を掴み、それを美しく解決することこそがデザインなのである。デザインはdesignと書く。de-signとは、単に記号的な美しさとしてのサイン(sign)から抜け出し(de)、課題の本質を解決する行為のことを言うのだろう。
コミュニティのためのデザインはどうあるべきか。無理なく人々が協働する機会をどう生み出すべきか。地域の人間関係を観察し、資源を見つけ出し、課題の構成を読み取り、何をどう組み合わせれば地域に住む人たち自身が課題を乗り越えられるような力を発揮するようになるのか、それをどう持続して行けばいいのかを考える。いずれも地域社会が抱える個別の課題を解決するためのデザインであり、この方法論は世界における課題と共通する部分がたくさんあることがわかった。どうやら何か形のあるものを作る、ということではないようです。
![]() |
山崎亮さんの著書「コミュニティデザイン」 |