GOOD DESIGN EXHIBITION 2013

こんにちは、パーラーです。
先日、GOOD DESIGN EXHIBITION 2013に行ってきました。
















春日部のふれあいキューブも2013年のグッドデザイン賞を穫ったそうです。

今年はミッドタウン内で会場が複数に別れていたので見て回るのが少し大変でした。
観てきたなかで気になったものをいくつか(プロダクトではありません)。

将来構想ツール [将来都市生活像を考えるための25のきざし]
自治体や産業パートナーとともに、将来のあるべき姿を描くため、
人の課題を25個の観点に整理しようというプロジェクトです。
官公庁に多く顧客に持つ民間企業の大局的な視点が優れていると感じました。

NITY(ニッティ) [コミュニティサイクル]

単なる末端交通機関としての役割を追求するのではなく、既存交通機関と連携し、
街の「誇り」として定着するかを念頭に開発されたコミュニティサイクル。
自転車で体験できる場所までを考えてデザインされているのが良いと思いました。

アンテルーム アパートメント 大阪 [アンテルーム アパートメント 大阪]

技術革新による機器の小型化などにより余剰なスペースが発生した築79年の
元通信ビルの一部を「アート&カルチャー」というコンセプトの
シェアハウスにコンバージョン。
共有部分をコミュニティづくり用に作るのは近年のトレンドだと感じました。

粗放型屋上緑化 [屋上はらっぱ]

屋上はらっぱは、近年減少している町中の空き地等の草地を近隣植生と
日用の廃材により整備する、市民参加型の新しい屋上緑化デザイン。
一過性に終わってしまいそうな屋上緑化に市民参加の要素を足して
敷居を下げているのが良いと思いました。

松山市ことばのちから [街はことばのミュージアム]

俳人正岡子規を産んだ街、松山の言葉をテーマにした「街はことばのミュージアム」
ことばによる感動や癒しや元気を発信。街がうるさくなりそうだとも感じましたが、
2001年から続いているそうで、市民交流のテーマとしては面白いと感じました。

図書館 [武雄市図書館・歴史資料館]

旧市庁舎と空き地の再生 [立川市子ども未来センター]
武雄図書館には行ったことがないのですが、春日部にある
埼玉県東部地域振興ふれあい拠点施設とこのふたつを比べてみると、
公共施設にこれから必要とされる要素は何なのか、少し見えるような気がします。

以上です。サイトに受賞作品が載っていますので、ご覧になってみて下さい。

(パーラー)

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