かすかべ地域デザイン研究所から panda です


こんばんは。はじめまして、pandaです。

僕も自己紹介と、団体発足の思いなどを。


普段は、都内の設計事務所で建築の設計をしている一級建築士です。
子どもの頃から建築という職業に憧れ、建築の仕事に就くことが夢でした。


学生時代に、「空間のエロティシズム」という概念に影響を受けて、公共空間や行政の枠組みについて考えました。
卒業後、幸運にも、いくつかの公共建築の設計に携わることが出来て、学生時代の考えをベースに設計しましたが、なかなか理想通りに行かない(笑)
既に熟成されている公共建築の設計フローや仕様を変えるには、あまりにも力足らずでした。

そんな折り、川越市の公共建築の設計を担当させて頂き、市役所の担当者や、何よりも川越市民の意識の高さに驚きました。

その頃、建築雑誌で見かけたのが「シビックプライド」という概念。

市役所との打合せ、市民とのワークショップ、有識者との意見交換会などなど、実際に川越市に住む方々とお話が出来たのはとても貴重な経験でした。
川越市が魅力的なのは、シビックプライドが高いからなのだと肌で感じました。
街を魅力にするのは人であり、魅力的な建築は人の気持ちを引き出して結束させます。

「建築というハードだけじゃなくて、シビックプライドを醸成するようなソフトのデザインをやってみたいな」
そんな気持ちが芽生えたのもその頃です。


時は流れ数年後、「春日部つい~と」というSNSで街を盛上げる取組みをネットニュースで見て、すぐにTwitterアカウントを作って参加しました(笑)
その後の経緯はParlourさんのブログをご覧ください(笑)
http://www.kasukabelocal.com/2012/11/parlour.html


昨年の大震災、発生から一ヶ月経たない内に、僕は被災地にいました。
建築関係者として、調査を行い、その後は復興支援のボランティアを行いました。
自分自身の無力さと、建築の無意味さをひしひしと感じ、それでもほんの少しだけお役に立てたことは、純粋に嬉しかった。


その中で発見があったのは、忙しいって思っていたけど、ボランティアが出来る余地があること。
工夫や仲間が居ればボランティア出来ること。

あれ?春日部でも条件が揃ってるね・・・。
じゃー春日部のソリューションをボランティアでやろうよ!
それが研究所を立ち上げるまでに至った原動力だったと、個人的には思っています。


デザインという職業は、とても幸せな職業です。
人の幸せをつくることができて、仕事の対価には笑顔があります。
僕のやりがいです。

これからも一つでも多くの笑顔が見れるように頑張ります!
引き続き、よろしくお願いいたします。

p.s
一番好きな動物は、ペンギン!
実はpandaじゃないんです・・・(笑)

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